2016.12.22

開業するなら知っておきたい!立地を評価する際の5つのポイント

立地

開業後の患者数や売上を大きく左右することになるのが医院の立地です。立地の評価は、開業コンサルタントや院長先生の勘・経験によるところが非常に大きいものです。

しかし、そういった考え方で立地を決めてしまうと、開業後の集患に苦戦してしまうことになります。そこで、立地を評価するうえでのポイントをご紹介したいと思います。

クリニックの集患を左右するのは人通りだけではない

医院を開業するときには、集患の観点から開業予定地の人通りが気になります。

しかし、人通りだけが重要なポイントというわけではありません。立地を評価する際には、5つのポイントをおさえておく必要があります。

立地を評価する5つのポイント

①人が自然に集まる集客施設がある

人が多く集まるという点では、集客施設が付近にあることも重要です。人が多く集まる施設が近くにあれば、人の目に触れて医院の存在が認知されやすくなりますし、利便性が高いということから通う人も増えます。

代表的な集客施設は駅です。乗降者数の多い駅近くの場所ならば、学校や仕事帰りに立ち寄りやすいので集患しやすくなります。スーパーマーケットやショッピングモールも集客施設です。

こうした施設では、特に玄関付近や駐車場への出入り口など施設を利用する人が必ず通る場所が開院によい場所といえます。


③立地は「視界性」のよさも重要

視界性とは、医院が人の目に触れやすいかどうかということをいいます。どんなによい医院でも、どこにあるのか分からないのでは認知してもらえません。

例えば、人通りの多い通りに面した場所でも、建物が引っ込んでいて通りを行く人から見えにくいなら、視界性は悪くなり集患が難しくなります。

また、よく勘違いされるのですが“駅前”という立地だからいい立地とは限りません。仮に駅目の前という好立地であったとしても、ビルの3階で、看板もあまり出せないテナントであれば、「視界性」という点で非常に気づかれにくいため、やはり集患は難しくなります。


③本当に良い立地かどうかを見極める「動線」の考え方

動線とは、人が動く軌跡をいいます。駅を利用する人は改札を出てから家につくまでの間にいくつかのパターンで動いていますが、それが動線です。

この動線部分も多くの人が集まるところなので、開院の際には参考にすべきです。

動線は住宅地から、①で説明した集客施設に向かってできます。例えば、診療圏調査をする際に、夜間人口が多いエリア(多くの人が住んでいるエリア)を出し、そのエリアと集客施設を結ぶ動線上にクリニックがあれば、好立地と考えることができます。


④物件の構造も患者数に大きく関わる

テナントとしてショッピングモールなど商業施設に入る場合は、その建物の構造もチェックポイントです。

面積や駐車可能台数、出入り口の数などで商業施設への集客数力が決まり、ひいては施設内にある医院の集患数にも影響します。

また、医療モールや商業施設内のテナントに入るクリニックの集患力は、その建物自体の集客力に大きく依存します。そのため、現在の集客力だけではなく、その地域の人口動態や都市計画等も調査したうえで、将来性があるかどうかもチェックしておく必要があります。


⑤意外と知られていない「アプローチ」という視点

アプローチとは、その施設に入るまでの経路のことです。

アプローチがよければ店舗に入りやすく、悪ければ入りにくいということになります。

例えば、大通りに面した一階の店舗はアプローチがよく入りやすいので客数が多くなります。同じ店舗でも二階以上になるとアプローチは悪くなります。駐車場が完備され、雨の日でもすっと入れるならアプローチがよいといえます。

物理的な要因が入りやすい・入りにくいという心理に影響するということを覚えておくとよいでしょう。

 

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まとめ

集患しやすい立地=なるべく人出があるところがよいわけですが、人が集まりやすい場所にはいくつものパターンがあります。

開業予定地が決まったら、周辺環境をチェックして、本当によい土地を見極めましょう。

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