Home >スタッフ育成・風土づくりのご支援 >ご相談事例 >ミーティングの見直し・定着化

「ミーティングなんて開いても結局誰も発言せずに終わってしまい、やっても意味がない」と考えておらる院長先生は少なくありません。しかし、スタッフの視点に立って、コミュニケーションが活発で、課題解決が確実に進捗していくミーティングが開催できれば、「自分で考えて、動けるスタッフ」が育ちます。今回はスタッフが自発的に取り組むミーティングの事例をご紹介いたします。
スタッフ一人ひとりに個人面談を行い、スタッフがどのようなことを考えながら仕事をしているかなど、普段聞くことができないスタッフの本音を私たちが個人面談からお聞きいたします。個人面談を院長先生ではなく、外部の人間が行うことで、普段 スタッフが言いにくいような意見を引き出せる効果があります。

●個々のスタッフが院長先生や他のスタッフに対して、どのように考えているのかを一覧化できました。
●院内の人間関係や連携がスムーズでない部分がわかり、その問題の背景や原因を知ることで、今後取り組むべき優先課題が見えてきました。
●今後のコミュニケーションの取り方で、気を付けた方が良い点も具体的に知ることができました。

| スタッフからの具体的な声 | 要望元 | 必要な取り組み |
| ●先生がどんなクリニックにしたいのかわからない。 ●先生がスタッフに求めている業務レベルがわからない |
看護師 リハビリ 受付 |
○理想とするクリニック像の共有。 ○理想とするスタッフ像の共有。 |
| ●ルールがなく、属人的な仕事の仕方をしていて、仕事レベルに差がある。 | 看護師 リハビリ |
○クリニックの方針・ルールづくり。 |
| ●定期的にミーティングをして、全体で問題の共有や振り返りを行いたい。 | 看護師 リハビリ 受付 |
○月1、週1で全体ミーティングの実施 ○毎週月曜の朝礼の実施 |
| ●クレームや問題があったときは、特定の人を呼び出して話すのではなく、部門全員を呼んで共有と対策を伝えてほしい。 | 看護師 リハビリ 受付 |
○問題が起こったときは、個人単位ではなく、部署全体で共有する。 |
| ●部門間の連携がなく、それぞれが独立した部署になってしまっている。 | 看護師 リハビリ 受付 |
○朝礼やミーティングなどで、各部署の取り組みや問題を定期的に共有する場を設ける。 |
| ●新人教育の体制がほぼない状態なので、新人ケアが出来ず、辞められやすい環境にあると思う。 | リハビリ | ○新人受け入れ・教育体制の見直し ○新人教育マニュアルの作成。 |
| ●評価されることもなければ、ねぎらいの言葉もないので、モチベーションを維持しにくい | リハビリ 受付 |
○評価制度の見直しと明示。 |
| ●有給や残業代等についてのスタッフが正確に理解できていない。きちんとした説明をうけていない。 | リハビリ 受付 |
○就業規則の全スタッフへの説明と共有。 |
| ●部門外のスタッフと仕事以外でコミュニケーションする場がないので、忘年会のような飲みの場をもう少し定期的につくってほしい。 | 看護師 リハビリ |
○年3~4回でも良いので、飲み会の場をセッティングしてあげる。 |
個別面談の結果、「スタッフは自分の意見を持っている」ということがわかりました。しかし、Y院長先生のクリニックには、「個人の意見」を発言しにくい“雰囲気”がありました。スタッフ同士のコミュニケーションも不足していたためです。こうした現状を打開するために、スタッフが自分の意見を発表できる“場”を作る必要があります。そこで今回は、ミーティングの趣向を少し変え、「スタッフ主導」で行うことにしました。ミーティングのテーマ設定や事前準備、当日の進行まで、スタッフの方にメインになって進めてもらいました。加えて、ミーティングの具体的なルールを決めることで参加意識が高まり、ミーティングを活性化することができました。