医院開業・経営の秘訣ブログ

2016年10月10日(月)

開業準備中から始める、医院経営を円滑にするスタッフへの接し方まとめ

少人数で運営されるクリニックは、医師、看護師、医療事務スタッフとの間に濃密な人間関係が形成されやすいのが特徴です。そのため気持ちが院長と同じ方向を向いていれば強固な組織になる一方で、1人のスタッフの不満や問題行動がとたんに連鎖する脆さを持ち合わせています。クリニック内に良好な組織風土を醸成するよう、院長がスタッフに対してとるべき行動をまとめました。

採用時に、クリニックの経営方針や
期待する役割の説明を

スタッフを採用時に労働条件は事前に説明するものの、クリニックの経営方針やそのスタッフに期待することなどの説明をしていないケースがよくあります。しかし、採用して間もないスタッフにクリニックの経営方針や、どのように働いてほしいなどの「クリニックの考え方」の部分を伝えることは非常に重要なことです。採用して間もない頃はスタッフ自身、早く仕事を覚えなければと緊張感もありますが、1か月も経てば仕事にも慣れてきます。緊張感を持って仕事を覚えようとしているタイミングでクリニックの考え方を伝えるのがスタッフ育成上、最も効果的なタイミングといえます。

開業後は、定期ミーティングや個人面談の開催を

開業後にスタッフが離職してしまう理由を分析すると、院長が診療に専念するあまり、現場の問題に目がいかず、スタッフが何に悩み、不満を持っているかに気付かないということが少なからずあります。しかし、開院当初は特に、院長の代わりに現場を把握し判断を下せるようなスタッフがいないのが普通です。そのため、まずは院長が現場のスタッフの行動に注意しながら、定期的にミーティングや個人面談を行いながら、都度何を考えているか共有する必要があります。なお、個人面談は、人事評価や賞与査定のタイミングなどで設けるとよいでしょう。

朝礼の機会を有効に

院長がスタッフにかかわる場としては、日々の朝礼も有効です。当日の予定を共有するだけでなく、積極的に活用し、自分の思いを伝えたり、スタッフの不満や希望を聞き出すなど、スタッフとコミュニケーションをとる機会ととらえましょう。

改善策はトップダウンではな
くスタッフを巻き込んで

改善策を検討する際は、院長がトップダウンで決めるのではなく、できるだけスタッフを巻き込んで考えた方が、良好な院内風土を醸成できます。ミーティング時に「患者満足度アップ」などテーマを設け、院長を含めた全員で話し合うようにするとよいでしょう。

このようにしてスタッフの不満や問題を早めに知ることができれば、解決はより容易になっていくはずです。

まとめ

スタッフに関するこのような取り組みはすべて最初が肝心です。スタッフを採用してすぐ、また開業してすぐのタイミングからこのような取り組みをクリニックの文化として馴染ませてしまえば、運用は楽になります。開院してしばらくたってから始めようとすればスタッフからの反発があり余計なエネルギーがかかってしまいます。開業準備中の先生は上記のポイントを意識してスタッフマネジメントを考えられてはいかがでしょうか。

つぎはここから書き出します。

開業・経営のご相談 お問い合わせ
お電話でのお問い合わせ
電話番号
メールでのお問い合わせ
医院開業・経営について問い合わせる

このページのトップへ