医院開業・経営の秘訣ブログ

2016年10月05日(水)

意外と知らない?医院看板で一番目立たせるべき情報

看板というのはじっくり見られるものではなく、ほんの数秒しか見られることのない広告です。その数秒で認識できる情報というのはかなり限られています。
看板のデザイン、掲載内容を考える際に、その数秒間で何を伝えなければいけないかを考える必要があります。

クリニックの場合、一番伝えなければいけない情報は「何を診るクリニックか?」ということです。
当たり前のことのように感じられるかもしれませんが、このルールが守られていない看板が以外と多くあります。

例えば、駅の看板に大きく「●●クリニック」と記載されており、その下に小さく「内科・循環器内科」と記載されてあるクリニックなどがその典型的な事例です。ついつい自院のことをアピールしたく、医院名を大きく記載してしまいますが、医院名に診療科が含まれていない場合、その看板を見ても「で、何を診てくれるの?」と伝わらない看板になってしまいます。

看板を見る側にとってみれば、医院名はそれほど重要ではなく、まず「何屋さんの看板か」が重要です。そのあとにどこにあるかという情報や医院の名前を知るという流れになります。

「何屋さん」かが伝わらず患者が伸び悩んでいた泌尿器科

愛知県で開業された泌尿器科の先生は、「泌尿器科」という科目は受診するのにためらいがあるだろうと考え、クリニック名を「ウロロジークリニック」としました。

看板にも大きく「○○ウロロジークリニック」と目立つように掲載しました。しかし開院して1年が経過しても1日15人程しか患者様が来ませんでした。
このままではいけないと思い、看板のリニューアルを決心。
看板には患者様によりわかりやすく診療科を知ってもらうために「頻尿・残尿感・前立腺がんの検診」と何を診ることができるかを大きく掲載しリニューアルすることとしました。
すると反響はすぐに表れました。看板の施工が完了した際に歩いていた女性が「すごいわかりやすくなったわね!ここ何のクリニックかわからなかったのよー!すごいよくなった!」
と話しかけてこられました。また翌日には新規の患者様に「最近開院されたんですか?」と聞かれたそうです。
結局その泌尿器科様は看板リニューアル後3ヶ月で1日の平均患者数が35人にまで増加。看板の掲載内容が患者数に大きく関わるというわかりやすい事例だと思います。

まとめ

看板を見てもらえる時間は一瞬です。そのルールを意識し、まず看板を見る人にとってどういった情報が重要かを考えデザインすることが大切です。また、クリニックの名称の中に診療科目が入っているケースも多くあると思いますが、その場合も、診療科目を大きくしたり、色を変えたりして、少しでも読みやすく、見つけやすい状態にすることをお勧めします。

開業・経営のご相談 お問い合わせ
お電話でのお問い合わせ
電話番号
メールでのお問い合わせ
医院開業・経営について問い合わせる

このページのトップへ