医院開業・経営の秘訣ブログ

2016年09月24日(土)

なぜホームページを作る前に、「競合調査」が必要なのか

ホームページは比較されることが前提のメディアです。
ウェブ上での競合は、実際の競合とは少し考えが変わってきます。
例えば「内科 港区」など、診療科目×地域名で検索した際にでてくるクリニックのホームページはウェブ上での競合となりますし、糖尿病の患者数を伸ばしたいと考えホームページを作成しているのであれば「糖尿病 港区」で検索して出てくるクリニックも競合となります。

このように、ウェブ上での競合は必ずしも実際のクリニックからの距離とは関係しません。患者様が検索するであろうキーワードで出てくる全てのクリニックが競合となるのです。そのため、競合クリニックと比較されたうえで、患者様に選ばれるホームページになっていなければ、ホームページを見て来院される患者数は増えていきません。

競合を調査したうえで、ホームページで打ち出すことを考える

「競合医院のホームページの方が、わかりやすくて充実しているな…」
「どうやって自院のことを患者さんに紹介すればいいだろう…」
ホームページを作成する際は、他のクリニックのホームページと比較されても、「ここで診てもらおう」と患者様に選んでもらえるように自院を紹介する必要があります。医院の特徴や専門性がわかりやすいホームページの方が、患者さんに来院してもらいやすくなります。 競合のクリニックがどんな内容のホームページをつくっているかを調べることで、より選ばれやすくなるにはどんな情報を掲載すればよいか具体的な方策を考えることができます。

競合クリニックのホームページを分析するポイント

「最寄りの駅名 診療科目」や「地域名 診療科目」で検索すると、競合クリニックはどのような順位で結果が表示されるのか?

競合クリニックがホームページ上で伝えている強みや特徴はなにか?

患者さんにどんな印象を与えるデザインをしているか?

医療設備や施設をわかりやすく紹介しているか?

院長先生やスタッフの写真など、院内の雰囲気が分かるような紹介をしているか?

患者様の視点に立ち、上記のようなポイントで貴院と他院のホームページを比べ、ホームページを分析します。患者様は、ホームページに掲載されている内容でしか、貴院を知ることができません。競合クリニックのホームページを踏まえたうえで、貴院の良さがより伝わる内容、表現方法を考え、ホームページを作成します。

競合調査の結果「肝臓内科」の専門性を打ち出すことにした内科クリニックの事例

神奈川県で開業を予定していた内科の院長先生からご相談をいただきました。 その先生は、勤務している病院では、消化器内科と肝臓内科を専門にされていました。 しかし、開業するにあたっては、患者様にあまり馴染みがない肝臓内科はあまり打ち出さず、患者数の多い内科・消化器内科を強く打ち出していく方向性で考えていらっしゃいました。 しかし、競合クリニックを調べると肝臓内科を専門で打ち出しているクリニックはその駅周辺はおろか、となり数駅先まで肝臓内科を標榜しているクリニックはありませんでした。 そこでホームページ上でかなり目立つように肝臓内科に関するコンテンツを設けました。

内容としては

肝臓内科とはそもそもどんな科なのか?

肝臓病の症状とは?

当院でできる検査

当院で実施している治療

など、詳細にコンテンツを作成。そうすることで患者様にとってわかりやすいコンテンツとなるだけでなく、検索でも「○○市 肝臓内科」で「○○市 C型肝炎」などの検索で上位表示されるようになりました。
すると、開業してすぐに反響がありました。 ホームページを見て、数駅離れたところから肝臓内科の受診にこられる患者様が月に10人近く来るようになり開業して2年が経過した現在でも、肝臓内科の患者様は遠方から来られるケースが多く見られます。最初は躊躇していた先生でしたが、今では「あのときホームページで肝臓の専門性を出すことに決めて正解でしたね」と嬉しそうに話して下さいます。

まとめ

貴院の強みはなんなのかや、何をPRすればいいかはその地域にある競合クリニックよって変わってきます。先生にとってそれほど強みではないと考えていることでも、競合調査をしてみた結果、それがその地域ではものすごくニーズがあり強みになることもあれば、先生が専門性があって強みだと認識していることでも、さらにPRしているライバルがいるかもしれません。ホームページを作り始める前に必ず事前に競合調査を実施しておくことがホームページで選ばれるうえで大切です。

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