飲食店の場合、看板を見て「よさそうだな」と思ったらその流れでお店に入るということはよくあると思います。
しかし、クリニックの場合どれだけ看板が良さそうだと思っても「ちょっと入ろうか」というわけにはいきません。
つまりクリニックの看板は、何か病気になった際に「そういえばあそこに良さそうなクリニックがあったな」と思い出してもらえるものである必要があるます。
しかし、看板の力だけで思い出してもらうのはなかなか困難なことです。
そこで活用したいものが、“看板と他の広告を連動させる”ということです。
少し難しく聞こえるかもしれませんが、例えば置き看板にパンフレットを設置し、“自由に持って帰ってもらえるようにしておく”ということです。
「ここのクリニックよさそうな雰囲気だな」と思っていただいた際に、
看板にパンフレットが設置してあり、
中を見てみると院内のキレイな雰囲気や院長先生の優しそうな写真、
そのクリニックにしかない特徴が記載されていればより強く記憶に残りますし、
パンフレットも持って帰ってもらえます。
あるクリニックでは、看板にパンフレットを設置し、週に30部なくなるということがありました。
一見すると30部は少ないように感じますが、普段ではパンフレットを渡すことのできない潜在的な30人もの患者様にクリニックの情報を伝えることができたということです。
また他にも、看板にホームページのURLと検索窓を記載しておくことで、「このクリニックはホームページも作っているんだな」と知ってもらい、病気にかかった際には「あのときのクリニックを一度調べてみよう」とホームページで詳しい情報を知ってもらうことができます。
看板だけですべて完結させるのではなく、このように他の媒体とうまく組み合わせながらクリニックのことを地域に認知して言ってもらうことでより大きな効果を上げることができるようになります。
上記の例のように、新規患者様を増やす手法として、「ホームページで増やす」「看板で増やす」といったように、広告単体で考えるのではなく、「看板で興味をもらって、パンフレットでより詳しい情報を伝える。」といったように広告を組み合わせ、クリニックに興味をもってもらう流れをつくることが大切です。
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