医院開業・経営の秘訣ブログ

2016年09月12日(月)

通行人の目に止まる、看板掲載内容の考え方

看板を作る際、中に掲載する内容はどのように決められているでしょうか?
「看板屋さんに提案されたもの」、「なんとなく他のクリニックが掲載していた内容」など、それほど深く考えずに決められているのをよくお見受けします。しかし、看板に掲載すべき内容はとても重要な情報です。ではどのように掲載内容を考えればよいのでしょうか?

どういった疾患・症状の患者層を増やしたいのか?

ある泌尿器科では、「頻尿、残尿感を症状として感じている患者様に多く来院してもらいたい」という想いがありました。これにはもちろん根拠があります。このクリニック様の患者様の傾向として、頻尿、残尿感を訴える患者様はその後も継続して来院してくれる確立がきわめて高いことがわかっていました。
そこで看板には頻尿・血尿・尿が出にくいといった症状を看板に掲載しました。

特に増やしたくない在宅診療を看板に掲載?

ある院長先生は看板に 「在宅診療もしているから、その情報もせっかくだから入れておいてほしい」とおっしゃいました。そこで「在宅診療の患者様の数を今後増やしていきたいとお考えですか?」と尋ねたところ、「いや、今はあまり余裕がないから実はそれほど増やしたくはない」ということでした。たしかに周辺のクリニックで在宅診療をしているクリニックはありませんでしたので“差別化”のひとつとしてはいいかもしれません。しかし、増えてしまっては困るような特に重要ではない情報を入れる必要はありません。

人は自分に関心のあるものに目がいく

通行者の方は普通「クリニックはどこにあるのか?」などとは考えずに、通り慣れた道をほぼ無意識で歩いています。そのため、院長先生やそこで働くスタッフは自分が働いているクリニックはよくわかっているため「ああ、ここだ」とすぐに目がいきますが、一般の通行者の方は特に意識せずに通りすぎていくのが一般的です。

看板をそういった方の目に止めるためには、看板の設置場所や目を引く色にするなどの工夫はもちろんですが、掲載内容が重要になってきます。
人は自分の関心のあるものには自然と目が行きます。健康診断で血圧が高いという結果が出た方は、「高血圧」というキーワードに目が行きますし、自分の親が白内障と診断された方は、「白内障日帰り手術」というキーワードに目がいきます。看板の掲載内容を検討する際は自院の対象となる患者層の目に留まるような内容を考えることが大切です。

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