医院開業・経営の秘訣ブログ

2016年09月10日(土)

スタッフが優秀な人材に育つかどうかは 最初の1ヶ月で決まる

「採用してもすぐに辞めてしまう。」
「新人スタッフがクリニックに馴染めておらず、仕事を覚えるスピードも遅い。」
「面接ではやる気があったのに、1ヶ月もしたらまったく言うことを聞かなくなった」

どのようなクリニックでも一度はこのような経験したことがあるのではないでしょうか。 「採用に失敗した!」と考えることもできますが、多くのクリニック様で事例を聞いていると、必ずしも採用だけに問題があるわけではないということがわかってきました。

「辞められては困る」と甘くした結果…

スタッフを採用して最初の1ヶ月は、まだ入ったばかりで不慣れな部分もあるため、かなり気をつかいながら指導しているところが多いようです。 もちろん、優しく丁寧に指導するということが悪いわけではありませんが、厳しく言うべきところも甘くしてしまっているケースがあります。

ある小児科のクリニックでは、スタッフが同時に2人退職し人手不足となっており、入ったばかりの新人のAさん辞められては困るとかなり気をつかいながら接していました。面接では「子供の関係で行事があるときにはお休みをいただくかもしれませんが、基本的にはどの時間帯でも勤務可能です」と話していました。念のため土曜日の勤務も可能か確認したところ、問題ないということで採用することになりました。

ところが入職した最初の週に「土曜日は入れない」という申し出があり、たまたま学校行事があったのだろうと思い許可しました。しかし結局最初の1ヶ月はすべて土曜日に勤務することはありませんでしたが「あまり厳しく言って辞められても…」と思い特に注意はせず「入れるときは入って下さい」とだけ伝えたそうです。
するとその翌月も当然のように、土曜日を休みにしていたため、さすがに院長も注意したところ、不満そうな顔をしながら「院長がこの間無理に入らなくてもいいっていいましたよね?いまさらそんなこといわれても困ります!」と拒否されてしまいました。

結局そのスタッフは、周りのスタッフとも上手くいかず、すぐに「辞めたい」と言ってきました。

採用して1ヶ月がもっとも重要な教育期間

この事例では最初に院長が面接時と言っていることが違うという点を追求せずに、甘く対応してしまったために問題が起きてしまった事例です。

スタッフがどう働くようになるかは、実は最初の1ヶ月にかかっているといっても過言ではありません。新人スタッフは最初「自分は入ったばかりでまだ何もできないから早く仕事を覚えよう」と意欲があり、素直に指示にも従います。しかし、1ヶ月もたてば仕事にも慣れ、だんだんと言うことを聞かなくなってきます。 つまり最初の1ヶ月でいかに自院でのルールを教え、守れなかった場合厳しく指導するかどうかでその後の働きぶりが変わってきます。

最初に甘くしてしまうと「このクリニックはこれくらい手を抜いても大丈夫なんだ」と一度思われてしまうとなかなかその意識を変えるのは難しくなります。「このクリニックはルールに厳しい。もっと頑張らないと」と思わせることができるかどうかが、新人教育のポイントになってきます。

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