医院開業・経営の秘訣ブログ

2016年09月08日(木)

成功する内覧会のポイント

クリニック開業を地域住民に知らせる有効な手段のひとつに「内覧会」があります。

内覧会の役割は、クリニックが開院するということを認知してもらうことはもちろん、現状通院しているクリニックに不満を持っている住民、必ずしも現状に大きな不満を抱いているわけではない住民に対して、「次はこのクリニックに行ってみようか」と興味を持ってもらうきっかけづくりです。そのことを十分に意識し、以下のようなポイントをおさえて内覧会を企画しましょう。

告知方法は新聞折り込みやポスティングが中心

内覧会は開業直前の土曜日、日曜日2日にわたって実施するのが一般的です。成功の鍵は、何と言っても事前の十分な告知活動です。クリニックの場合、医療広告規制などの関係で地域に大々的に広告できるチャンスは少なく、その中で内覧会の告知は、地域の認知度を高める最大のチャンスでもあります。参加者を集める方法は様々ですが、一般的にはクリニックから半径1~3km程度の広域なエリアに向けた新聞折り込みやポスティングが中心になります。

告知チラシは、開院のお知らせも兼ねた形にして、クリニックの地図や診療日・時間、連絡先などを盛り込みます。院長の専門科目など、提供する医療の中身に踏み込んだ記載をしてもいいでしょう。また、可能であれば院内の写真や院長自身の経歴・写真を掲載できれば、より訴求力は強くなります。開院までの数週間、診療所の外壁にポスターを掲示するのも有効です。

地域のキーパーソンには直接訪問

また、自治会長や商店街の振興組合長などの地域のキーパーソンに直接アプローチするのも大切です。 彼らは地域の影響力が高く、口コミ効果が期待できます。こうしたキーパーソンを招する際は、ポスティング広告などを利用するのではなく、院長もしくはクリニックのスタッフが出向いて、直接パンフレットを手渡しする方が、思いが伝わるずです。

加えて、開業後に連携を図る周囲の病院やクリニック、介護事業所の関係者や、勤務医時代の恩人、地区医師会の先輩医師なども招待しましょう。こうした方を招待すれば、一般参加者には院長の幅広い人脈と信用の証として映るはずです。

院長やスタッフの人柄などソフト面を知ってもらう

内覧会当日は院長による挨拶や診療方針の説明、スタッフや設備の紹介などがメインになります。

ここで気をつけたいのが、よほど専門特化したクリニックでない限り、設備や医療機器の説明を手厚くし過ぎないことです。地域住民にとって知りたいのは、通いやすいクリニックかどうかであるため、診療機能の説明は最小限にとどめ、医師・スタッフの人柄など、 ソフト面を知ってもらうことに主眼を置きます。

そのために、例えば午前中と午後それぞれ1回ずつ、院長のミニ講演会を開くのも効果的です。先生の専門は何で、どのような診療をしていくのか、疾患に関するセミナーなどの内容を盛り込むことで、その時間帯に目掛けてこられる住民が非常に多くなります。

講演会を開くことで院長先生の人柄や専門性をPRできるだけでなく、スタッフのそのときの対応などを通して患者様と交流がしやすいのもメリットでしょう。

内覧会は、設備や医療機器の説明に終始するのではなく、院長やスタッフの人柄やクリニックの雰囲気が伝わるよう心がけることが大切です。

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